がんになったら、何を食べたらいいの？ 第２版──ナチュラルドクターが教える「がんの栄養学」
naturopathオンラインスクール学長・小林びんせいの著書です。
2016年1月以来増刷を重ねてきましたが、このたび最近の傾向などを書き加え、改訂第2版が発売されました。
日本では医師になるための教育の中で、栄養についてはほどんど学ぶことがありません。
病気を治すことが医者の仕事であって、予防や食事は自らの領域ではないと考えている医師がほとんどです。
また管理栄養士も、がん患者の食事についての知識はもっていません。
食事に対する正しい知識を持たないと、がん患者は生き残っていけません。
医師はがんを宣告する時に、手術や抗がん剤やこれから行う治療について、いろいろと説明してくれるかもしれません。しかし家族としては、「うちでできることは何かあるか」と聞きたいところです。そこで「先生、うちではどんなものを食べたほうがいいのですか？」というような質問をします。
そこで返ってくる答えは「栄養のあるものを食べてください」という程度で、具体的に「こんなものを食べた方がいい」とか、「こういったものはやめた方がいい」というところまで助言してくれる先生は大変少ないと思います。まして栄養や生活習慣の専門家に任せる医師は、ほとんどいないといっていいでしょう。
本書はそうしたお悩みにこたえて、病院ではわからない正しい知識を、実績あるナチュラルドクターが明快に教えます。
（目次）
第１章 医者だけにまかせてはいけない理由
第２章 日本人だけが知らない「がんの栄養学」
第３章 これだけは知っておきたい がんと栄養の関係
第４章 がん患者は何を食べたらいいのか
第５章 食べることをエンジョイする、がん患者のための食事法
第６章 最近の動向
